2007年02月02日
伊波メンサー織

琉球王国時代に南方貿易で伝来されたのではないかといわれ、数百年の歴史がある。
うるま市伊波集落の婦女子が男性への贈り物として織っていたという綿狭帯の織物です。
身近にある竹や木の棒で作られた織り具と「イザリ織」」と呼ばれている、織りながら前に進んでいく独特の技法が特徴です。
国内では、北海道のアイヌ民族のアッツシ織、八条島のカッペタ織の三例しか残っていないそうです。
その色合いは、中国山岳少数民族や南アメリカ先住民の織物に似ている気がするのは私だけでしょうか
今日、職場の同僚から伊波メンサー織の名刺入れをいただきました。
沖縄には、八重山ミンサー、読谷花織、久米島紬など有名な織物がありますが、身近にこんな
素晴らしい織物があるなんて、
大切に使いたいと思います。
Posted by kingjo at 22:04│Comments(0)
│いいもの